家が建ちます!

探していた「おうち」の物件が見つかりました。
実は数ヶ月前に物件が見つかっていたものの、すぐに報告できず、知ってて隠すような形になってしまいました。

今回のお話は「決心」をした頃に戻ります。

実は私が「決心」する数日前に、妻両親が「2世帯で暮らすにはどんな物件があるのか調べてみよう」ということで物件を探しに行くという話がありました。そのときはまだ自分は決めていなかったので、参加はしない旨を伝えました。

その一方、自分は自分の親兄弟に、今回の話をするために宮城に行きました。
幸い賛成と了解を得て、横浜に戻りました。

その数日後、妻家族と会い、その決心を伝えました。
そこで「こないだ良さそうな物件が見つかったので見に行かないか?」という話になりました。
こういうものの判断は時間が限られている(早い者勝ち)のでなるべく早いうちにする必要がある・・・
「明日でよければ、空いているんでいいですよ」と返事をし、さっそく現地を見に行くことに。

同居の提案からここまで、1週間くらいの、まさしく急展開な出来事でした。

そしてその現地それがここ(まあ当然「家も何もない」という、なんとも殺風景ですが・・・)。
立地は、市の条例でお店が建てられないことになっている、まさしく閑静な住宅街というエリアの一角。

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今回、郊外によくあるひとつのエリアに同じような新築物件が立ち並ぶ「建て売り」ではなく、これから建てる「注文型」であるのがこれがメリット。今回は一点ものの掘り出し物だったのです。

不動産の仲介業者からは「他にも検討している人がいるから決めるなら早く決めたほうがいい」と言われました。
売り主には焦っているという様子はなく、どうやら買い手がないから急かしているというわけでもない様でした。
そうした意味も含め皆が「ここは買いではないか」と考えました。

いずれにせよ、検討の時間は僅かしかありませんでした。

買うとなると、30年以上のローンです。
30年の時間とは、ちょうど自分がこれまで生きてきた人生の長さとほぼ同じです。
想像出来てもせいぜい10年後くらい、まして20年後や30年後の将来を考えるのは難しいことでした。
親の世代には最後になるであろう住まい、子まで考えるとその子の育つ環境になるだろうとだけは解りました。
そんな風に、自分以外の人の人生を考えたことはなかったので、不思議な気分でした。

短い時間で考えたうえ、総合的に良い場所・環境と判断し、この場所に決めました。

それから契約を交わし、二俣川の建築会社へ隔週ペースで行き、合計5~6回ほど打合せを行いました。

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最初はどんな間取りでどれくらいの大きさの家を建てるかという話から。
建てる家の床面積によって金額が全然違うので、最初と2回目の打ち合わせで、間取りも必要最低限にせざるを得ないことがわかりました。
2世帯住宅といえばそれらしい「玄関とかキッチンが別々」なんていうのがすぐ思い浮かぶものですが、予算的な理由ででいわゆる「2世帯住宅」の形ではなく、普通の一軒家となることになりました。

さらに、自分には、昔から家について「夢」がありました。
ひとつは「4人くらい入れる大きなお風呂」、もうひとつは「ピアノ専用のお部屋」、そんな夢があったんです。
そんな夢も早々に消え去ってしまいました(笑)
予算上出来るか出来ないかの判断は、銀行から借りられるお金(ローン)に大きく左右されます。
その中で、改めて「自分の価値ってこんなもんなんだなあ」と痛感しました・・・。
30代の人生とはまさに現実を知る年代なのかもしれません(笑)

間取りの検討にしても、予算の中で20年後や30年後を見据えて計画していくのは、とても難しかったです。
今はいない子供の部屋も、「あとで壁を作り一部屋作る」という想定でスペースを確保したりしました(笑)

間取りが決まり、外壁の色を多数の組み合わせから2パターン選択し、外観をCGで見せていただきました。
それを出来上がり「なるほど~」と、はじめてなんとなく完成形のイメージが沸きました。

そのあとはドアの形は?色は?押し入れの棚はどうする?トイレの床の色は?コンセントの数は?電話線の場所は?
なんていう、言われると悩むことですが、聞かれなければ考えないような細かい点も決めていきました。
(ちなみの上の写真は「床の色」を検討しているときの1コマ。)
当初、1回2時間ほどの打ち合わせを5~6回も、そんなに話すことがあるだろうか?と思ったのですが、いざ始まってみると案外あっと言う間の時間でした。
幸い、大きな揉め事もなく全て決めていくことができました。

その間、現地には行くことがなかったのですが、立地をGoogleマップで確認したりしていました。
整地する前の古いおうちがストリートビューで見つかったりしたのは、面白かったです。

そして先月、建設会社との長い打ち合わせが終りました。
基礎工事後が行われたの後の現地の様子がこちら。

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完成の姿にはほど遠いものの、明らかに「立つ準備」がはじまっていました。
次は上棟(棟上げ)を予定しており、そこで一気に骨組みを作ってしまうそうです。

あとは待つばかり・・・もう後戻りはできません!

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