1年4ヶ月のあいだ

1月3日、一昨年の9月からの業務を終えた。その間の1年4ヶ月は、短くも長くもあった。一通り落ち着いたので、ようやくその話をしたい。

離れてみると、24時間年中無休サーバー/ネットワーク監視体制ってすごいよなあ、と思う。いつ、どこで何をしている時も、自分がいた部屋には必ず誰か一人いる状態なのだから。仮に何にもトラブルがなくて時間を持て余していたとしても誰かがいる、その事ってすごいなあと思う。Webディレクターを目指すという事について、「今後お付き合いがあるかも知れないね」と社員さんに言われたけど、本当にそんな時が来るかも知れない。真剣に想像するとちょっと笑っちゃうけど(笑)事実、Webの事を勉強し始めて、ファイルのアップロードする置き場所の事だったり、やっぱり必ずサーバー/ネットワークというものはついてくる事をすぐに解った。逆にそれを依頼する立場として考えてみると、自分のいるポジションの考えが変わってきた。っていうか、その辺は最初からちゃんと解っていないといけない事なんだけど。

正直夜勤はしんどかったから、これからは同じような勤務形態のところで働く事はないようにするつもり。何曜日が休みと決まってないスタイルは自分には合ってなかったし、一晩中黙ってパソコンの前で作業をするというのは”性格上”とてもしんどかった(笑)。また、体調が悪くなって、治ったかなあと思ってまた夜勤に入ると体調を崩したりして、管理が難しかった。でも体調不良で仕事を休む日は1日もなかった。能力の低い自分が努力して出来るのは、それくらいだった。「自分があそこにいてよかったものか?」といつも思い、あまり意欲的に勤務出来ていなかった意識があるから、せめて勤怠面では他の人の迷惑になりたくなかった。最初はいつも「気合でなんとかする!」って思ってた。つらくても他の人が出来るのだから自分にも出来るハズだと、言い聞かせて乗り切った。

だから、今の自分の状況を見て、今いる現場の方々にはまさしく水を得た魚のように見える事だろう。でも、そもそもが派遣なのだから、何らかの目的があって来て、それを達成するか他に目的を見つかればそれで去っていく(自分はこのタイプ)もの。だから自分も最初の最初から今のような考えが出来ていたわけではないから、学べた事もたくさんある。

でも、ダメな自分でもいつも助けてくれた、尊敬出来るような方々との出会いもたくさんあった。その点では感謝し切れない。すごく楽しかったし、いい経験をしたと思う。12月の最後の営業日の日、お世話になった方々に挨拶をしに回ったとき、予想通り泣きそうになってしまった。というか、我慢をしなければ普通に泣いただろう・・・と、今思い出して半泣きになりながら書いているのだが(笑)

私の恩師からも、仕事が決まる前頃と、仕事を終えた日の夜にメールが送られてきた。本当に有り難い事だと思う、まだまだ一人の社会人として教わる事もたくさんあるから、これからお世話になるだろうけど、また一緒に仕事が出来たらいいな。恩師とは、きっと死ぬまでついて行くだろう。

まだまだ発展途上だけど、自分もこれから人に「一緒に働きたい」と言われるような社会人になっていきたいなと思う。いつも言ってるけど、「仕事での関係が無くなってもお付き合いが続くのが本当の友達だ」って思うから、今後少しでもそういう本当の友達が増えていけばいいなと思う。これは、自分が努力をしていかないといけないね。

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