"初めて"ピアノを弾く

すげえピアノ弾きを見つけた。
もっとも、これは先生の日記の中で紹介されていたピアニストなんだけど。。
とりあえず御覧あれ
音楽性より技の凄さを魅せる派手なギタリストを「変態」などと言うが、こちらは変態ピアにスト。
やりすぎだろー、って。
http://www.toshiba-emi.co.jp/maksim/release/index_j.htm
※先生の日記では鍵盤のプリンス「マキシム」って紹介してた。。

渋谷のスタジオ以来の先生のレッスン。
当面の課題曲は無くなったので、
基本を直したり、これからどういう練習をしたら良いのでしょうと言った話をした。

ピアノの音を打ち鳴らす事を「打鍵(だけん)」という。
今回はその打鍵について指導を受けた。
何せピアノを習ったことがない。打鍵の練習で教わる姿は、
(イメージで)さながら子供のピアノのレッスンみたいなんだ(笑)
(ド・レ・ミ・ファ・ソ・・・っていう具合にね)
で・・・いろいろ直してもらうと、単に「一つの打鍵」でも、奥が深い事を思い知る。
今までの打鍵、手本となる先生の打鍵との差。
同じ音、同じ音量でも”響き”が違う。
打鍵を正しく直す前と後の差。これには本当に驚いた。
最初直される前は、「あー、よくわかんない、すんげーむずかしっ」と思いながら
「こうかな?」「それともこう?」と思いながら弾いたりして。
でも最後には、今までちょっと弾いた気になっててたけど、「今まで弾けて無かったじゃん!」
と思った。初めて「ピアノを弾く」という意味の一部を知ったようだった。
ピアノでも、やっぱりそのものの良さを知るには時間が掛かるのね。。

音楽は、「心地いい」と思うかどうかには本当に細かい部分まで
が重要なんだなって最近特に思う。例えばバンドではベースとか地味だけど、
文字通り「ベース」だなって思う。ベースの如何はバンドの生死に関わります(笑)
※ピアノを弾く手の左手はベースの動きをするので勉強中なのです
逆に言うとバンドの中のキーボードは「お飾り」「オプション」的な存在であり(笑)

こういっては難だが、やはりバンドではなく「ピアノ弾き」になってから、
だいぶ細かい音についても意識を払うことが多くなった。
あれもやんなきゃこれもやんなきゃって事が、本当に難しい。
でも逆に両手が使えるからいろんな事ができる楽器である。
「いろんな事が出来る」事を知ると、バンドに入ったらもう埋まっている
ベースやギターの中でどう在ればいいのかわからない気がしてくる。
要するに「バンドだったら何すればいいの?」という。
多分、これについては、1年前の自分と今でもやれる事は変わっていない(笑)

ところで、エレピじゃなくて生のピアノも弾いてみたいなって思った。
高校生までは音楽室にピアノがあり、特に何も意識しなかったけど、
いざ大人になると、生ピアノっていうのは遠いものなんですよ。
・・・なんて言ってたら、先生に良い場所を紹介していただきました。
近いので、そのうち行って参ります。
生のピアノは、電子ピアノとは違うすごくいい音がするんですってさ。
http://www.din.or.jp/~aspia/

あと、演奏能力の向上の為に、バルトークの「ミクロコスモス(2)」をやると良い、
という課題が出されたので、仙台のYAMAHAで購入した。
薄い練習曲の本なのに、アルバムのCDが買えそうな値段なのでびっくりした。。。

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